人材育成方針
充実した社員育成プログラム
『社員が財産』という理念のもと、当社は社員の育成に特に力を注いでいます。鹿島建設の建築や土木現場で施工管理に従事することが多いので、”鹿島ブランド”を造り込む能力が求められます。早期戦力化のために、9年目までを”重点育成期間”と定め、能力開発、社員育成を行っております。 また、10年目以降は”役職任用育成期間”とし、総合的現場マネジメント能力の習得に向けた育成を行っております。
鹿島建設との合同研修
親会社である鹿島建設では年次毎の教育カリキュラムを整備しており、一部については当社と合同で開催して頂いております。講師は鹿島の教育担当者が務めます。さらに、鹿島のWeb教育を受講することもでき、安全・環境・品質管理に必要な知識や鹿島グループ行動規範・情報セキュリティ・ハラスメントなど社会倫理に関する教育を自分のペースで学習することができます。
高いレベルの知識の習得が可能であることはもちろんですが、普段の研修とは違った刺激を受けることができ、モチベーションの向上にもつながります。

公的資格の早期取得奨励
一級建築士、1級施工管理技士(建築・電気・電気通信・管工事・土木)、建築設備士等の資格保有は、本人の技術者としての能力レベルを第三者に認めてもらうものとなります。
当社は受験準備費用支援や合格後の資格手当の支給を行うなど、公的資格の早期取得を奨励しています。
また、受験対象者への申し込み案内や研修案内などを行い、資格取得を支援しています。
年次毎の習得レベルの提示と、着実な習得支援
「技術者社員育成の手引き」に基づいて年次毎の習得レベル到達目標を設定しており、年度末や職場異動時に「個人カード」で到達状況を確認しています。上司からのアドバイスも参考にして、次の職場での更なるステップアップを目指します。
入社9年間が重点育成期間
現場での業務を通じて施工技術と実務の習得を図ると共に、配属現場や業務の経験による習得内容のバラツキ解消と情報交換のため、同期社員が一緒に集まる研修を下表のように年2〜5日間実施します。
研修一覧表
年次 | 研修内容 | 日数 |
---|---|---|
1 | 新入社員導入教育 | 3ヶ月 |
新入社員近況報告会 | 1日 | |
年次交流会 | 1日 | |
2 | 安全基礎・施工図フォロー研修 | 3日 |
3 | 鉄筋・コンクリート検査研修 | 4日 |
早期戦力化研修 | 4日 | |
4 | 施工管理(初級)・積算研修 | 5日 |
5 | 基礎実務集合教育 | 4日 |
鉄骨・PC検査研修 | 4日 | |
6 | 施工管理(中級)・見積研修 | 5日 |
7 | 施工関連技術教育 | 5日 |
8 | 施工管理(上級) | 2日 |
9 | 実務集合教育 | 5日 |
10 | 損益管理研修 | 4日 |
年次 | 研修内容 | 日数 |
---|---|---|
1 | 新入社員導入教育 | 3ヶ月 |
施工集合教育(鹿島新入社員導入教育) | 10日 | |
新入社員フォロー研修 | 3日 | |
新入社員近況報告会 | 1日 | |
2 | 新入社員メーカー研修会 | 3回 |
安全基礎・施工図フォロー研修 | 3日 | |
2〜3 | 基礎技術研修初級編 | 12回 |
3 | 施工系集合教育 | 2日 |
5 | 基礎技術研修中級編 | 6日 |
5〜7 | 施工系集合教育 | 3日 |
7 | BIM①研修中級編 | 0.5日 |
BIM②研修中級編 | 0.5日 | |
9〜14 | 施工管理技術研修※通信教育 | 12回 |
10 | 施工系集合教育 | 4日 |
年次 | 研修内容 | 日数 |
---|---|---|
1 | 専門研修 | 1回 |
3 | 専門研修 | 1回 |
10 | 専門研修 | 1回 |
年次 | 研修内容 | 日数 |
---|---|---|
1 | 新入社員導入教育 | 3ヶ月 |
2 | 安全基礎・施工管理研修 | 3日 |
3 | 設計基礎研修 | 4日 |
4 | コミュニケーション・プレゼン研修 | 3日 |
5 | 初級土木設計通信研修(RC構造) | 10回 |
6 | 初級土木設計通信研修(鋼構造) | 9回 |
7 | 初級土木設計通信研修(土質) | 10回 |
演習中心研修(コンクリート) | 2日 | |
8 | 演習中心研修(土質) | 2日 |
9 | 土木技術研修会 | 3日 |
10 | 「設計・施工計画・見積」総合研修 | 4日 |
新入社員研修は3ヶ月間
社会人としての心構えや現場施工基礎知識の習得のため、先輩社員の引率により本社・関係施設にて実施します。
また、年2回(10月・3月)に入社後の悩み相談を含む情報交流会を実施します。



個別サポート体制
9年次までの社員には先輩社員の教育指導者による個人指導を現場OJT(職場教育)で実施します。
社会人として身に付けておくべきマナー・心得、技術的な基礎知識を学びます。

グループ制による情報交換
配属先支店・地域に分かれて、現場見学会や技術発表会・勉強会などを年2回開催します。
現場の上司以外の先輩たちとコミュニケーションを深めることにより、仕事のノウハウを吸収し生活上の問題点を相談できます。


レポートWEB教育
鹿島建設の技術標準類からの出題に対して、1〜3年次生が回答し、4年次以上の先輩が添削します。
準備工事から仕上工事まで、様々な工種を月1回×3年間で学びます。